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理科部学園祭発表の活性化にむけて 関 俊秀 埼玉県立伊奈学園総合高等学校
理科部の学園祭発表は、「難しそう」「堅苦しい」などと敬遠されがちである。しかし、その発表形態を従来の模造紙等による「展示発表型」から、入場者自身が参加し体験できる「参加体験型」に主流を移すことで活性化することができた。広々とした展示会場を確保し、視覚的に楽しめる展示、おみやげまである体験実験を念頭においた。さらにこの事を通し、理科部員達の科学的知識が深まり、日常の活動にも影響があったことも収穫である。
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中学校理科の学習内容に関するアシケート結果
今泉三郎 愛知県立御津高等学校 
平成9年度入学生より、1年生入学後2ヵ月以内に中学校の理料の内容についてアンケートをとり、内容の理解度と理科に関する興味について知った上で理科の学習の指導をしていくこととなった。実際アンケート結果を見た理科の職員の感想は「やはり、全部やっているのか。」「理解していないなあ。」ということであり、本校に進学してくる生徒の理科の理解度をあらためて認識し、逆にすこしでも理解させて卒業させようという意識が生まれてきた。
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中学理科における一斉授業から参加型授業への取り組み 高野裕恵 大谷学園大谷中高等学校 
小学校で行われる学習発表形式の授業は、生徒にとって自分に自信を深めるいい機会になる。しかし、中学校や高等学校へと学年があがるにつれて、そういう機会が少なくなる。これは、中学・高等学校において一斉授業が主となり、知識詰め込みの授業が優先されるからである。今回、中学1年・2年を対象に学習発表形式の授業を行い、生徒の学習意欲の変化を見ることにした。
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興味関心を育てる理科実験観察会の取り組み−サイエンスキャンパスの取り組みを通じて

清川勝浩 福井県立大野高等学校 
伊藤和栄 朝井輝子 酒井重蔵 油谷泉 清川勝浩 西川正彦 酒井武裕 金森守 陶山治宏 村中悦久(以上福井県立大野高等学校) 
幸河栄勝(福井県立科学技術高等学校)

理科離れが進んでいると言われる中、理科に対する興味関心を持たせるための取り組みとして、サイエンスキャンパスと銘打った実験観察会を行った。参加した生徒からは普段の授業ではなかなかみられない好奇心に満ちた様子や驚きの表情を見ることができた。その取り組みについて紹介する。
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新しい博物館利用にむけて 江島 穣 滋賀県立琵琶湖博物館 
滋賀県の学校の中で、総合選択制を取り入れた高等学校が平成8年度に新設されました。その中の環境科学系の選択科目の1つに、3年生の理科の教科でその他の科目として「琵琶湖と環境」が実施されることになりました。この科目は2単位になりますが、夏休みの集中講義として博物館実習が行われ1単位を追加単位として認めて行こうということで開講しております。その内容について紹介していきます。
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「青少年の為の科学の祭典」とその活用 澤田八郎 北海道高等学校理科研究会 特別会員 
週休2日制の実施による単位数減少傾向を補う為にも、校外の施設・関連ある催しやボランテア活動を有効に活用した理科教育が益々重要になってくる。今回その一環として「科学の祭典」に焦点を合わせ、最近'95〜'97年までの北海道と東京の内容の分析、その活用例、「科学の祭典」えの今後の期待するところ等について考えてみたい。
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授業アンケートによる理科授業改善の試み 長谷川雅一 新潟県立津南高等学校 
進学校で数年にわたり、生徒に対して物理の授業のアンケートをおこなった。結果を見ると、物理を難しいと感じている生徒は多いが、学年と共に減少する、自然科学の興味関心はあるが、物理現象や式の理解で時間がかかる。また、実験や観察には興味を持ち、回数や機会を多く望んでいることがわかった。このような生徒のアンケートを参考にすることで、授業にフイードバックし、授業の改善ができるのではないかと考える。

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インターネットによる学生実験ビデオ教材の事前学習での活用 吉村忠与志 福井工業高等専門学校 
青山義弘   福井工業高等専門学校 
蘆田  昇   福井工業高等専門学校 
化学実験のためのコンピュータ支援教材の開発と現場での活用を推進して、研究を実施してきた。高専教育においてビデオ映像を導入した物理化学実験の事前学習システムをインターネットで公開して、学習者がどこからでも、いつでも、気ままに学習できるようにしたことによる教育効果を検討した。