化学の要約            

コード 分類 テーマ 発表者 内容 補助分類
852101 801 興味・関心を高める化学教育への橋渡し−−生活の化学−− 北海道札幌稲西・松平憲市 教養講座の一環として,色素,卵,砂糖などの身近な対象物を用い,講義を行い,化学に対して生徒の興味・関心が増した。 500 505 506
852102 801 楽しい授業を目指して−−−音楽の利用−−− 北海道旭川東・清末定子 授業を楽しく,生徒をひきつけるため,授業の内容に応じた歌詞の音楽をテ−プで聞かせたりした。 801
852103 701 化学に関する基礎学力の調査−−−中学理科及び理科Tを生かすために−−− 埼玉県高校理化研究会(化学研究委員会) 埼玉県立越谷・山田正則 小学校・中学・高校の関連を生かした化学の指導をするために中学卒業時点で持っている化学知識・能力・経験を調査した。
852104 700 選択化学教科書における実験調査について 東京都理化教育研専門委員会(化学部会) 明大付属中野・大井手幸夫 他 選択化学の中の「物質」をいかに扱うかというテ−マで,物質が使われていない学習項目に物質を取り入れる努力をするため,16社の教科書を対象に物質の調査を行った。 799
852105 700 選択化学の中の「物質」の扱い方について−−(2)実験観察と化学理論の関連−− 東京都理化教育研究会専門委員会(化学部会) 筑波大附属・伊藤良徳 他  一つの物質を使ってどこまで理論を展開できるかを調べるため,今回選んだ12種の無機物質について各項目に該当する実験観察を選び関連表を作成した。 799
852106 801 演示実験の工夫と開発−−「化学の手引」編集の概要について−− 大阪府高等学校理化教育研究会  大阪府立阿武野・恵島信明 近日中に発行予定の演示実験集「化学の手引」の小冊子から,2,3の実験の紹介」。青い水(酸化還元),塩化鉛(U)の融解電解,食品の分析など。 899
852107 101 モル概念形成についての1つのアプロ−チ 東京都立小石川(定)・望月和幸 他 「物質量」を学習後の定着度調査と,モル概念形成のための学習プログラム 701
852108 303 温度・圧力の変化による平衡の移動及び圧平衡定数の測定 茨城県立土浦第一・武井秀一 「物質量」を学習後の定着度調査と,モル概念形成のための学習プログラム
852109 101 高校化学における電子軌道モデル導入の試み 茨城県高等学校教育研究会理化部会化学研究委員会 茨城県立岩井・ 飯田 清 ボ−アの電子殻モデルを拡張した軌道モデルを考えることによって,従来のモデルでは生徒が理解しにくかった電子対・不対電子などが,わかりやすくなる。 103 900
852201 402 黄銅と青銅を作ってみよう 千葉県立幕張西・結城春雄 銅を金色の物質に変えてみようという題目で,亜鉛の析出した銅板と黄銅板を用いて亜鉛と銅の性質を調べる実験。合金の作成。 406 305 306
852202 402 銅と硝酸の反応における発生気体について(中間報告) 茨城県立日立北・萩谷 薫 銅と硝酸の反応で生成する二酸化窒素の割合と,硝酸の濃度との関係を調べた。今後は,一酸化窒素の割合も調べる。 304
852203 604 円形ろ紙上での化学反応 東京都立荒川商業・赤石定治 ろ紙に,ペ−スト状の薄層クロマト用シリカゲルを含浸させ,その上で各種の定性反応を行った。 402
852204 604 薄層アルミシ−ト(TASと略記)上でのリ−ゼガング現象 東京都立紅葉川・大森泰弘 TAS上で起こるリ−ゼガング現象の検討。使用するイオンの種類,滴下量などを工夫することにより,種々の形を形成できる。 407
852205 302 塩酸にマグネシウムが溶解する速さと塩酸の濃度との関係 茨城県立水戸第一・稲葉節生 マグネシウムリボンと種々の濃度の塩酸を反応させた。濃度と反応速度は,比例した。
852206 304 アンチモン電極pHメ−タ−による中和滴定曲線の作成 東京都立両国・伊藤誠一 安価な自作アンチモン電極pHメ−タ−(電位差計+電極)を用いた,中和滴定曲線作成の生徒実験の紹介。結果は,市販のpHメ−タ−の結果とよく一致した。 900
852207 301 温度滴定による酸化還元滴定 大阪府高等学校理化教育研究会  大阪府立北野・猿田 茂  二クロム酸カリウム,過マンガン酸カリウム,過酸化水素の各水溶液と,亜硫酸ナトリウ水溶液を反応させ,温度滴定した。5%程度の誤差範囲内で当量点をとらえられた。 305 900
852208 1002 高校化学における多摩川の水質の教材化に関する研究(第一報)−−地球化学的自然観の形成をめざして−− 東京都立立川・小島和雄 他 高校生の手による,信頼度の高い水質デ−タを活用した高校化学教材(実験テキスト)の作成などの見通しがついた。
852301 800 アルコ−ル異性体の実験指導について−−Slow runnerを対象にして−− 北海道当別・八島弘典 ブタノ−ル,ペンタノ−ルの各異性体と,水やナトリウムとの反応という,簡単な定性実験を通して,生徒に,ある程度帰納的に考えさせられた。 503
852302 800 糖類の分子モデルによる構造と性質の指導方法について 北海道札幌白石・真田雄三 立体構造がつかみにくい糖類について,紙製の分子モデルを使り,それを使った指導例。α−グルコ−スなど。生徒の立体感・理解の助けになった。 505 900
852303 800 興味をおこさせる有機化学実験−−未知試料の構造決定−− 大阪府高等学校理化教育研究会  大阪府立池田・岡本為倭夫 他 未知試料(分子内に炭素,水素,酸素の各原子をそれぞれ,3,8,1個もつ)の構造を,種々の反応結果より,帰納的に推定する,生徒実験の紹介。 500 503
852304 301 ブタン,炭素,水素の燃焼熱測定とブタンの生成熱の計算 千葉県立松尾・ 山崎忠義 演示実験で各燃焼熱を測定し,その結果とヘスの法則を用いて,ブタンの生成熱を計算する指導案。文献値に近いデ−タが得られ,一部は生徒実験も可能。
852305 507 合成高分子化合物の実験による指導について 大阪府高等学校理化教育研究会  大阪府立大和川・山本勝博 演示実験で各燃焼熱を測定し,その結果とヘスの法則を用いて,ブタンの生成熱を計算する指導案。文献値に近いデ−タが得られ,一部は生徒実験も可能。 500 807
852306 801 身近な高分子物質の教材開発−−プラスチックの実験−− 東京都立南多摩・青木俊一 生活に関連の深いプラスチックを素材(ブラックボックス)にして,燃焼性,比重,乾留,元素定性分析,呈色反応,溶解性(有機溶媒)を調べる実験。 500 507
852307 800 光合成化学教材の必要性と可能性 富山県理化学会・矢後一夫  フェリシアン化カリウム水溶液にレシチンを加え,メチレンブル−,アスコルビン酸ナトリウムなどを加え,光照射するとフェリシアンイオンは還元される。 305 500
852308 506 DL−N−Leucyl glycyl glycine の合成 茨城県立藤代紫水・大島明徳 化学クラブ向きの実験の紹介。n−カプロン酸から4回の反応を経て,nor−ロイシル グリシル グリシンを,43%の収率で合成した。