| コード | 分類 | テーマ | 発表者 | 内容 | 補助分類 |
| 802101 | 306 | 乱雑さについて | 千葉県和洋女子大付属国府台女子・福田 巌 | 化学Uで取り扱われている””乱雑さ””を用いて,電池の起電力の算出を試みた。反応の方向を知るのにも””乱雑さ””が役に立った。 | 1400 |
| 802102 | 806 | 化学を築いた人々の生涯について調べる | 新潟県立新発田・渡辺鉦吉 | 化学Tに化学史を導入する手段として,近代化学を築いた過去の偉大な化学者のエピソ−ドの短文集を作って,授業で使ったところ生徒は生き生きした反応を見せた。 | 800 |
| 802103 | 806 | ドルトンとボ−アの原子論形成過程 | 千葉県立船橋・丸石照機 | 6段階に分けて,ドルトン自身の言葉で再構成を試みた。原子の正体が明らかになるためには,化学のみではなく物理の研究も大きな役割を演じたことを生徒に教えたかった。 | 800 |
| 802104 | 406 | 錯イオンの指導方法の一例 | 兵庫県立川西明峰・藤本定生 | 硫酸銅(U)水溶液や硫酸アルミニウム水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を滴下したときの電導度を測定することによって,金属水酸化物の生成や溶解のメカニズムを考察させる実験を検討した。 | 800 |
| 802105 | 700 | 化学とは生徒にとってまとまりのない学問か | 熊本県立熊本西・中村光秀 | 県下13校の普通科高校の生徒1000人を対象におこなった「化学に関する疑問・質問」調査結果。 | 800 |
| 802106 | 105 | 「モル」に統一した物質量の指導 | 大阪府立千里・安座間 幹ら | 新しく設定された「理科T」の化学分野の,物質量・変化の量的関係を,モルで統一しての指導法のありかたを提案した。 | 800 |
| 802107 | 700 | 大阪府における高校化学標準テストの実施結果の考察 | 大阪府高等学校理化教育研究会・堺東・上東一夫 | 当研究会で昭和25年から実施している標準テストの結果。モル概念,化学反応式による計算,溶液の性質に関する問題や,実験に関する問題が,例年,正答率が低い。 | |
| 802108 | 700 | 共通一次試験・大学入試の化学問題の検討 | 日本理化学協会大学入試問題検討委員会化学部会・東京都立新宿・目良誠二ら | 大学入試センタ−の諮問に答えるため,(1)高校化学の学習内容を越えていないかどうか,(2)好ましくないと思われる問題例,(3)問題文・設問が不備と思われる問題例,などを検討した。 | 1400 |
| 802109 | 801 | 化学のつまずきとその対策について −−ファラデ−の法則−− | 埼玉県立川越女子・三友俊一 | モル概念,基礎的計算,電解質の概念,酸化還元の概念,などの観点から,種々の三校で,事前テスト,授業,事後テストとアンケ−トをおこなった結果の考察。 | 306 802 |
| 802110 | 802 | 対話を生かした化学の授業 | 埼玉県高等学校理化研究会化学研究委員会・埼玉県立鷺宮・佐藤勝男 | 多様化した生徒に対して,生徒同士や生徒教師間の対話を重視した授業により,学ぶ者の立場に立った授業展開例を研究した。 | |
| 802111 | 102 | イオン価数の決定と周期表の指導について | 埼玉県立桶川・峰岸常之 | イオンの価数を実験的に決定する方法と,この概念と原子量の順序から,周期表を理解させる指導展開例の報告。 | 101 800 |
| 802115 | 605 | 高校化学実験における機器利用の実践 | 筑波大学付属駒場・大谷悦久 | 化学Uの中の分光法を取り入れた実験の中で実践した。エステル・ニトロベンゼン・アニリンの合成やポリエチレンの熱分解の実験で生徒に分光光度計を使わせた。アンケ−トやテストやレポ−トによる考察もおこなった。 | 600 800 |
| 802212 | 403 | J.ブラックの固定空気(二酸化炭素)に関する実験の教材化 | 群馬県立館林女子・前沢澄雄 | チョ−ク,生石灰,塩酸などの物質名・化学式を与えずに記号A・B・Cなどとして課外で試行したが,生徒は操作に困難を感じないがその意味や結果の考察には困難があったようだ。 | 806 |
| 802213 | 900 | 自作教材による「溶解度」の学習指導 | 石川県立金沢桜丘・太田永久 | 生徒が理解困難な,溶解度に関する量的関係を,スチ−ル黒板に種々の色のマグネチックビニ−ル板で視覚教材をつくり,授業したところ,生徒の化学計算アレルギ−を取り除くのに役だった。 | 905 203 |
| 802214 | 303 | 平衡定数を簡便に測定する生徒実験 | 兵庫県立北須磨・北川英基 | 西平先生らが報告された実験(””化学教育””,19巻12号P60)を発展させて,簡便に | 305 |
| 802216 | 800 | 実験とそれに伴う知識をつける学習法 | 大阪商業大付属堺・西尾茂一 | 化学に全く興味を示さない生徒に対して,VTR,OHP,スライドなどの視聴覚機器などを使った授業展開例。 | 901 304 |
| 802217 | 900 | 化学平衡の指導 | 東京都理化教育研究会専門委員会化学部会・東京都立上野・今坂一郎ら | 化学平衡の概念を,多様化した生徒に容易に理解できるように,簡単に自作できる,ボ−ル紙などを使った円盤モデルなどを考案した。生徒の評判も良く,定常状態と平衡状態を混同する生徒が少なくなった。状態 | 303 |
| 802218 | 605 | 高校化学Uにおける最終教材としての天然物化学をとり入れた実践例 | 東京都立立川・梅木松助 | 赤外分光,お茶の成分,ふぐ毒,性フェロモン,ビタミンCなどを,スライド,OHPなどを使いながら研究紹介をおこなった授業の報告と考察。 | 1200 |
| 802219 | 503 | 炭素化合物(アルコ−ル)の酸化還元 | 富山県理化学会富山地区研究委員会・富山県立富山南・南 完一 | 電子の授受で指導する酸化還元の指導で,今まで扱われることの少なかった炭素化合物で,アルコ−ルの酸化を例に教材化をおこなった。 | 305 |
| 802220 | 1101 | マイクロコンピュ−タによる電子雲の画像化 | 埼玉県立春日部女子・中村好伸ら | 電子雲の形状から分子の構造へ展開する指導の中で,電子雲をテレビモニタ−で画像化した。 | 101 |
| 802221 | 503 | OH基のナトリウムに対する反応 | 埼玉県立行田工業・渡辺正信 | アルコ−ルの立体構造と反応性の間の興味ある結果の報告。I効果の順と結果が対応していた。 | 305 |